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フランスの習慣  チップについて

  昨日、カフェの記事を書いたら、チップの話がコメントにありました。そこでチップについてお話しようと思います。


 他の国はどうか分かりませんが、フランスの普通のカフェやレストランでは(余程高級なところは違うのかもしれませんが。)チップをわざわざ払いません。メニューに「料金にはサービス料が含まれている。」と明記してありますから、さらにチップを払う理由はないんです。


 

 ただ、カフェでは、急いでいてギャルソンを呼んで支払うのが面倒な場合、手元の小銭をテーブルの上に置いて行くことがありますね。そういうときに、料金ちょうどの小銭が手元になくて少し多めに置いて行く、ということはあります。でもギャルソンがそれを期待して要求してくるというのはあり得ません。記事に書いた日のミルクティーは2.90ユーロだったのですが、3ユーロ出したらちゃんと10サンチームお釣りをくれました。
 カフェやレストランでお釣りを全部受け取らないこともあります。お釣りのうち金額の大きい硬貨やお札だけ取って、残りの細かい小銭はテーブルの上やお釣りが入っていた小皿の中に置いていきます。これはチップを払いたいからというよりは、小銭は邪魔だから持って行きたくない、というお客側の事情のように思います。チップを払わないと失礼ということは絶対にありません。
 

 チップの一種ですが、「お釣りは取っておいていいよ」、と言って受け取らない、ということもありますが、カフェやレストランではこれはあまりやらないんじゃないでしょうか。これはタクシーのときですね。降りるために荷物を持っているので、お釣りを受け取るのも面倒ですし、車内でおしゃべりもして楽しかったし、親切な運転手さんだから、という場合です。

 

  高級レストランで、料理とサービスに満足しての食事後、玄関まで見送りに来て上着を着せ掛けてくれた給仕人に、完璧なサービスにお礼を込めて小額のお札をそっと手の中に滑り込ませる、ということもありますが、これって女性はあんまりやらないんじゃないでしょうか。少なくとも私はやったことがありません。大体一人で高級なレストランに入らないですし。一緒に居た男性がやってるのを目にしただけです。目立たないようにさっと渡さないとスマートじゃありませんから、タイミングにコツが要る感じですよね。Merci, c'était parfait. (ありがとう。完璧だったよ。)とささやいて、さっと渡して速やかに立ち去る・・・・。ここでモタモタしているとみっともない気がするので、自信がない場合はわざわざ払わなくてもいいかと・・・。

 

 こういうお札でさっとはらうチップですが、昔は20フラン札を小さく折りたたんで手の中に隠して渡していました。20フランは3ユーロ相当ですが、3ユーロだと1ユーロ+2ユーロの硬貨になってしまいスマートに渡しにくいです。そこで同じようにやりたい場合は、5ユーロのお札を渡すことになります。ユーロのせいでチップが値上がりしたわけです。

 

 あと支払いの小切手を切るときに多めの金額(キリのいい数字に繰り上げる)で切る、ということもあります。レストランやホテルなどですね。タクシーに小切手で払う場合にも出来ます。これは私もサービスや食事にすごく満足だったときはやります。でもさっきも書いたようにサービス料は料金に含まれていますから、多めに払わなかったら失礼ということはないです。

 

 それから、美容院でチップのお皿を置いているところって多いですねー。でも私は美容院ですごく満足したことは一度もないので、チップを置いたことはありません。囮(?)というか、サクラ(?)としてあらかじめ小銭が入れてありますが、ひっかからないように注意しましょう。

 

 フランスではあくまでチップは気持ちの問題です。サービスに不満がある場合や何らかの事情で払いたくない場合、払わなくて全く差し支えないと思います。

 
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8件のコメント

[C140] オースたらリアもチップ要らないです

初めまして。
海外のトラコミュの管理人のcherryです。
フランス、チップ要りそうな感じがします。私、多分旅行した時払ったと思います。
面倒ですよね。
オーストラリアもないんです。知らないで引越しした当初は払ってました。返してもらえるものなら、返して欲し〜い!

[C142] フランス人がアメリカ旅行をすると・・・。

こんにちは〜。
私もチップを払った事って数える程しかありません。
よ〜っぽど美味しいか、よ〜っぽど親切かっていう時だけ。

フランスは内税ですから、フランス人達がアメリカ旅行に行くと
レストランなどでチップを置かずに出てしまって、
外まで追いかけられるという場面も目撃しましたよ〜。

あと、私のブログに寄せられる質問は『枕銭』。
こちらもサーヴィス料金がすでに含まれていますから
枕の下にお金を置く必要はもうフランスではありませんね!

カフェでは各テーブルの係の方が決まっていて、
多分売り上げによってサーヴィス料をもらえるので
仕事を終える前に請求されたのだと思います。

レストランの内税がいつになったら19、6%から
5、5%に引き下げられるのでしょうか?
日本に比べてフランスの外食の値段は高すぎます!

[C146] cherryさんへ

はじめまして。
オーストラリアでもチップは要らないのですね。イギリスも要らないようですから、同じような習慣なのかもしれませんね。
払わなきゃいけない、って思うといくら払うとか面倒になってきますが、基本的に払わなくてよくて払いたいときは自分の気持ちや都合に応じて払う、と考えれば気が楽になりますよね。

[C147] ★はるるん★さんへ

こんにちは〜。やっぱり基本的にチップは払わないですよね。枕銭も置いたことはありません。部屋の掃除をしてくれる人にお礼として払いたい、という場合は枕銭は有効だと思いますが、ホテルに長く滞在した経験がないので必要を感じることもありませんでした。
 なるほど売り上げによる歩合制(?)ですね。そうですね。それは考えられますねー。
 確かにフランスは外食が高いですね。高級な店が高いのは当然ですが、大したことのないところでもそれなりの金額になります。最低料金が高いですよね。やはり税金のせいでしょうか。消費税が20%近いなんて高すぎですよねー。みんなケチになるはずです。

[C149]

私もフランスにいた時は、特にチップ払いませんでしたね〜。
でも、子ども連れの時とか、特に親切にしていただいた時には少しだけおいていったこともあるかな。
ドイツも基本的に払いませんが、私たちの住む街には米軍の基地があるので、よく払っている光景を見かけます。
それから、たぶんこれもアメリカナイズの一端かと思われますが、食べ残した料理は、だいたいの場合、包んで持ち帰れるようにしてくれます。だいたいは量が多くて食べきれないので、これは助かります。
絶対食べ物を捨てることをしない夫が、子どもの残りをお腹に詰め込む、ということもなくなりました(笑)。

[C151] 麻さんへ

アメリカでは払うのが普通なんですね。時々仕事でアメリカに行く夫が、ちゃんと払ってるか心配です。

 そうですね。子供連れで特別世話になったりするとチップを置きたくなりますね。
 
 アメリカ人が多くて町の習慣がアメリカナイズされてるっていうのは面白いですね。日本でも米軍基地のある町はそうなのかもしれませんねー。
 アメリカでよく行われているというお持ち帰り制度ですが、食べ物が無駄にならなくていいと思う反面、家に帰って同じものを暖めて食べるのは嫌なような気もします。麻さんのお宅ではどうされていますか。

[C163]

食べ残しはですね〜。
次の日のお昼ごはんになったりしてます(恥)。
ちょっと手を加えることもあれば、そのまま温め直してという時も。

[C165] なるほど。

恥じゃないですよ。うちなんて残り物を片付けるのが食事、見たいな時もありますから。

なるほど、翌日食べてもいいぐらいにきちんと入れてくれるんですね。

フランスで外食してると、子供がよく残すのでもったいないから、二人で1メニューにしたくても子供が納得しないことも多く、もったいないけど残して帰ることも珍しくありません。お持ち帰りできれば、注文するときに、残すかどうか心配しなくても済みますね。

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プロフィール

Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。

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