先週の日曜日、家族でリヨンの水族館へ行きました。そこで2回ぐらいに分けて紹介いたします。
今回はこの水族館の特筆すべき魚たちについて書きます。(2回目は写真中心で語彙を見ていきたいと思っています。)
この水族館で印象に残ったのは、このナマズです。
体長2m27cm、体重80kg、年齢30才ぐらいだそうです。silure glane というヨーロッパの淡水魚としては最大の種類だそうです。(silureはナマズです。)写真では分かりにくいですが、体長2mを超えていますからとにかく大きいです。ほとんど水槽の幅一杯で、床に転がっています。この水族館に行くのはこれで3回めだったのですが、いつ行っても床に寝そべっていて動きません。動く場所もあまりないのですが、あまり活動しない魚のようです。水槽の横の説明には、次のように書いてあります。
Les étranges nageoires du silure ne font pas de lui un bon nageur. (ナマズは変わったひれをしているので泳ぐのが上手ではありません。)
こんな狭いところにいては、なおさら上達しませんよね。
2003年の9月13日、釣られて1時間半のうちに水族館に到着したそうです。というのも、釣られたのは水族館のほとんど目の前。(水族館はローヌ川沿いに建っています。)ナマズ釣り専門のプロが釣ったということです。釣竿で釣ったというのもすごいですが、岸まで連れて来るのに25分かかった、と書いてありました。壮絶な戦いだったのではないでしょうか。
こんな大きな魚が、リヨンの市内を流れるフランスでも有数な河川、ローヌ川にいたというのが驚きです。ヨーロッパのナマズの体長の最長記録は5mで、ドナウ川(フランス語ではle Danube。)で発見された、とも説明に書いてありました。
次に紹介したいのがこの魚。mormyre(モルミール) あるいはpoisson-éléphantという名前だそうです。写真が上手く取れなかったのですが、真ん中の岩の下にいる黒い魚です。右が頭で左が尻尾です。
体長7cmほどで、隣の水槽にたくさんいて泳ぎまわっていましたが、速すぎて写真が取れず、ある理由で一匹だけ別の水槽に移されているのは動きが少なかったのでこちらを撮りました。
poisson-éléphant (象さかな)と言われるのは、くちばしのように長いものが象の鼻に似ているからでしょう。なんだかイルカに似ていて顔がかわいく、小さいのでハチドリのようでもあります。
見た感じがかわいく、黒くてちょろちょろしているところも気に入ったのですが、この魚には特筆すべき点があります。歌うんです。でも周波数の関係で人間の耳には聞こえません。そこでフランスには1台しかないというmormyrophone (モルミロフォーン)が導入されていて、機械を通してこの魚の歌を聞けるようになっていました。それで、この機械につないだ別の水槽に一匹だけ入っていたのです。
この魚の歌、なかなかメロディアスなんですよ。本当にずっと歌っています。ただ高音なため、ずっと聞いていると耳障りになってきます。見学の人たちで、こんなのが家にいたらうるさい、と言っていた人たちがいました。でも機械がないと聞こえわけないわけですからね、うるさくないですよね。もうかわいくて気に入ってしまいました。
家から近いですから、今度行くときにはまたこの魚の写真撮影に挑戦したいと思います。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
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