今、私が目の敵にしているものがあります。それは体長1cmぐらいの細長い蛾のような虫です。色は茶色で細いので目立たず、さして害がありそうな虫ではありません。しかし、なぜこんな平和なものを目の敵にしているのか。
それは数が多いからです。いつも台所に居ます。台所の棚の戸にとまっていたり、壁にいたり、棚の中にもいます・・・。一匹ぐらい居たからと言って、もはやわざわざ腹を立てる私ではありません。
ところがこの蛾。目に余るのさばり様。しかも居る場所も悪い。物置やガレージならたまにしか行かないので気にしませんが、台所なんて私が一日の大半を過ごす場所です。
そこで3匹見つけたら掃除機で吸い取る、と決めてこのところ戦っておりました。戦線布告して以来、数が激減しましたが、根絶には至らない・・・。どこから来るんだ!?と思っていました。
今日、グラタンをオーブンで焼く前にパン粉(フランス語ではde la chapelureと言います。)を振りかけようと、棚から市販のパン粉の箱を取り出しました。ぱらぱらと振りかけてみて、だまのようにパン粉が固まっているところがあるのに気が付きました。湿っちゃったかしら、と箱の中をのぞくと
ひえぇぇぇぇぇぇぇーーー!!!
あの目の敵にしている蛾がたくさん入っている!その箱はそのままゴミ箱へ直行。ついでにパン粉を振りかけてしまったグラタンももったいないけどゴミ箱行き。グラタンには虫はいませんでしたが、なんとなくね・・・・。
蛾の幼虫らしき小さな芋虫(フランス語ではchenille。)も箱の中にいたようですし、ここから発生していたんですね。・・・・棚の周りでよく見かけるので棚が怪しいと踏んで、棚の中にある豆類、米、シリアル類は全部点検したんですが、パン粉のことは考えませんでした。
というわけで私は敵の根拠地を壊滅させました。これで戦いが終わるといいんですけどね。
ところで、この小さい蛾、夫はpetit papillonと呼んでいました。それじゃ、かわいいみたいじゃないですか。大体、蛾も蝶も一緒くたにして等しくpapillonと呼ぶフランス人の気が知れません。イメージが全然違うじゃないですか。私は先ほども言いましたが虫は全て苦手なので、蝶なら好きというわけでもないですが、蛾なんてなおさら嫌いです。末っ子もこの目の敵を「ちっちゃいちょうちょ」と呼んでいて「これは蝶々じゃなくて蛾なの。」と注意していしまいました。
果たして我が家に平和は訪れたんでしょうか・・・?
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
たしかに一戸建ては虫が多いかもしれないけど、同じものを多く見かけるようになったら要注意ですね。
義母のところでは、クリスマスに小さな黒い虫がたくさん出てきて「冬にどうして?」と言っていたら、なんとゲームのこまにしていた乾燥豆に!!この時もかなり怖かったです。