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新学期始まる。

 今日、8月27日からチッチの学校と奈々の幼稚園が始まりました。チッチはCE2と呼ばれる小学校3年め、奈々はPetite séctionと呼ばれる年少組みに入りました。


 新学期はフランス語で、la rentrée. 厳密には休暇明け、ということなので、夏休み以外の学校の休暇のあと始まるときも、この言葉を使います。学校以外で、休暇の後、仕事に戻るときも使います。


 早いですよねー。まだ8月なのに。


 今年の正式なrentréeは9月4日なんですが、うちの地域は週4日制(la semaine de quatre jours)と言って、普通なら月に1回程度、土曜日か水曜日の午前中に学校へ行くところを行かないので、その分を夏休みの前後で調整しているのです。だから、普通の学校より夏休みが短いのです。中学校は週4日制はないので調整の必要がなく、正式なカレンダー通り、9月4日からなので、中学生の長女はまだのんびりしています。


 奈々も今年の1月から幼稚園に通っていたので、初めてではないですし何事もなく一日を終えて帰ってきました。


 でも、先週の土曜日、どうなることかと、少なくともチッチは心配していました。 


 

 土曜日の夕方、自転車で遊んでいたチッチはころんで、左足の膝下10cmぐらいのところから足の付け根の方にまで、ザザーっと擦り傷が出来てしまったのです。めそめそしながら帰ってきたので、消毒をしてやりましたが、面積が広いだけで、どう見ても大したけがではありませんでした。


 でもチッチって、大したことない怪我に限って大騒ぎするんです。(本当にひどいときは妙に我慢強い。)で、痛すぎてズボンは履けないと言って、パンツとTシャツ姿で、家で変な歩き方をしていました。


 あさって学校が始まるのに、と思った私はからかい半分に


「月曜日にはズボンが履けるといいけどねー。学校が始まるから。」


と言ったら、チッチが顔色を変えていました。


「月曜日にも無理だったら、カッコいいパンツで行ったら?」


と私が続けると、心配顔になって叫びました。


「やだよ。Tout le monde va me regarder! (みんなが僕を見るよー。)」


「じゃ、海水パンツ履いていけば?」


「嫌だよ。変だよー。」


「じゃスカート履いていけば?八歳のもあるよ。」(長女のお古です。)


困惑するチッチの顔が可笑しい。それから足を引きずりながら言います。


「痛いよー。canne(杖)が要るよー。」


「スカートを履いて、杖をついて学校へ行くの?写真を撮ってあげるね。」


「えー、嫌だよー。Tu vas la mettre sur le blog!(ブログに載せるんでしょう!)」


とすごく嫌がっていました。これからは、変なことをやっていると写真を撮ってブログに載せる、と言って脅すのもいいかもしれません。


寝るのにも痛くて寝にくいとか騒いでいましたが、日曜日の朝、まだ寝ている私をチッチが起こしに来ました。見ると、もうちゃんとズボンを履いています。


「ズボン、履くの出来たよ。  Ouf! 」 (履けた、と言って欲しい。)


私は最初から翌日にほとんど治るって思ってましたけどね。チッチは結構、本気でスカートで登校することになるか、と心配していたのかもしれません。


何事もなく新学期をスタートできてなによりです・・・。




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2件のコメント

[C97] 面白すぎます〜

ふ、腹筋が痛いです。
面白くてかわいい!

la rentrée、 学校へ「戻る」という発想ですね。英語でもback to schoolなんて云いますね。私はいつも「また行かなきゃ」と思っていました。

チッチさんはCE2ですか。
今、多読用の本を選んでいるところです。それでレベルや対象年齢を見て考えるのですが、「CE2は難しいかな。CE1の方が無難かな。いやいや、ここはCPから始めるべき?」と迷い中です。
チッチさん、私に読めそうな本を教えてくださ〜い。

[C100] すいさんへ

なんか、このrentréeという言葉ってどこか、嫌だなー、面倒くさいなーって雰囲気が漂ってますよね。聞くたびに思います。

チッチのお勧めの本をそのうち紹介するつもりでいますが、私は個人的にはCE2でいいと思いますよ。だってCE1とCE2違いって主にテキストの長さですから。語彙や文法はそれほど変わらないと思います。
 字が大きくて1ページの文が少なく、どんどんページをめくっていくのがCE1、それよりは少し字が多くなっているけど、それでもまだ本も薄くて章分けしてあるので一章は短い、というのがCE2です。ただ、テキストが少し長い分、話が複雑で大人の鑑賞にも堪えるようになってきます。9歳以上(CM1)
対象の本から一挙に字が増え、本らしくなってきます。11歳以上が対象の児童書は体裁も大人の本とほとんど同じで、大人が読んでも普通に面白い本が増えてきます。
 日本で洋書を買う場合、その著者が特別好きだ、とかイラストが気に入っている、とか何か特別な理由がある場合は別ですが、テキストが少なめだと安いってことはないので、少し多めで長持ちするほうが得じゃないでしょうかねー。この考えってケチ?

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Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。

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