昨日奈々が久しぶりにこの本を出してきて見ていました。
この本はまだ長女のえが小さかった時にいただいた本なので、もう我が家に来て10年ぐらいになります。その間何度読んだか分からないぐらい読みましたので、もうほとんど暗記しているぐらいです。
英語からの翻訳本で原題はGuess How Much I Love You です。フランス語のタイトルを見ながら、常日頃「日本語に訳しにくいタイトルだなー。この本は日本で出版されているのかなー。」と考えていました。調べてみると日本語版のタイトルはどんなにきみがすきだかあててごらん
でした。(直球で来たか。)
話の内容は表紙の野うさぎの親子の会話です。寝る前に子ウサギPetit Lièvre Brunが親ウサギ Grand Lièvre Brunに向かって両手を大きく広げて
Je t'aime grand comme ça ! これぐらい好きだよ。
と言うと、親ウサギが子ウサギとは全く大きさが違うので、すごく大きく両手を広げて
Et moi, je t'aime grand comme ceci 私はこれぐらい好きだよ。
と言い返し、どちらが相手のことをより多く好きなのかを表現する競争になります。体格が違いますし、知識も違うので子ウサギはいつも負けてしまいます。最後は子ウサギが自分が勝ったと思い満足して眠りにつき、実は本当は親ウサギの方が勝っているのですが、眠っている子ウサギはそれを知らないまま、というところで終わります。絵の感じも可愛すぎず、でもほのぼのとしていて好きですが、ストーリーがまず魅力的だと思いました。文章のテンポも良くて、子供に読み聞かせやすいんです。
私はこの2匹のウサギは親子だと解釈して読んだのですが、文章に明記していないので、他の解釈もあるかもしれません。
ユーモラスな中に深いものがある気がする本です。でも小さい子供でも分かる内容で、ウサギ同士の競争になるのを面白がります。大人にも子供にも喜ばれる絵本だと思います。日本語訳になると不自然じゃないか、ちょっと心配なのですが、読まれた方がいらっしゃいましたら、教えてくださいね。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
がっくり。それはないでしょう・・・