その頼みごとというのは、Action contre la Faimというアソシエーションのために走るのでスポンサーになって欲しい、ということでした。そのアソシエーションは世界中から飢えを無くそうとしているボランティア団体で、募金などを募ったりいろいろなキャンペーンをしています。それは知っていましたが、意味が分かりませんでした。それで詳しい説明を求めると、学校の行事で寄付のために走るのだそうです。その催しの名はLa Course contre La Faim (空腹と戦うレース)。Mちゃん自身が走り、走った距離に見合う金額をスポンサーがあとで支払う、というシステムで、興味を感じました。さらに詳しく聞くとキロメートルごとにいくら払うかをスポンサーが決めて書き込むというのです。Mちゃんの持っていた小冊子にはすでに1名スポンサーの名が書いてあり、1kmごとに0.10ユーロ支払う、と書いてありました。なんか少なすぎるんじゃ、と不思議に思っていると、そのスポンサーは友達で子供だからあまりお金がないので、、、ということでした。なるほど、でも友達が走るから寄付しよう、というのは偉いですよね。感心して私もスポンサーになることにしました。いくらにしようか思案している私に、あまり多すぎるとあとで払うのが大変になるから、というMちゃん。まあそうですが、でも何百キロも走れるわけないでしょ。それで1kmにつき1ユーロにしました。2時間走るのですが、疲れたら歩いてもいいのだそうです。走るのはあさってだそうですが、走るところは見に行けないので、何キロ走ったかの証明書を持って集金に来てくれるそうです。Mちゃんの差し出す小冊子に名前とキロメートルごとの金額を書き込み、サインしました。そうしたらスポンサーの印のクーポンをくれました。
クーポンを見るとこの催しは今回で11回めだそうで、以下のように書いてありました。
Vous venez de vous engager à verser un montant fixe pour chaque kilomètre que parcourra l'élève qui vous a délivré ce coupon. Le jour de la COURSE CONTRE LA FAIM cet élève fera de son mieux pour couvrir un maximum de 10 kilomètres.
自分がお金を貰うためではなく他の人にあげるために頑張る、というのがこの種のプログラムのいいところですね。走る前にもスポンサーを探すために、Mちゃんのように近所を回って説明するのも、ある意味、勉強だと思います。世の中には空腹で困っている人がいる、というのをこういう体験をさせて教える、というのも興味深いです。さてMちゃんは何キロ走るのでしょうか。お礼を言って立ち去るMちゃんにBonne Course! Cours bien!と言った私でした。
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