実は、先週末に地中海の近くに住む夫の元上司で友人の家に夕食に招かれました。だからホテルに一泊することにして家族で出かけました。
でも地中海に出る前に、エクサンプロヴァンスの親類、Gさんのお宅にお邪魔してデザートを頂きました。
Gさんのアパートのテラスは花がたくさん咲いていました。Gさんは80歳以上ですが、明るくておしゃべり。夫のcousine(従姉妹)と言うのですが、実は正確にどういう血縁関係なのか夫自身も把握していません。でも子供好きで我が家の子供たちにも人気があります。Gさんは別の親類の病気見舞いで疲れ気味で、退院はしたけれどもまだ元気がないというその人が家に来ていたそうです。そこで料理などで手を煩わせないよう、私たちは昼食は外で済ませデザートだけ、Gさん宅でご馳走になりました。いつも遊びに行くと子供のためにちょっとしたプレゼントが用意してあったりするのですが、この日は忙しくて買い物に行く暇がなかったと言いながら、それでも飴やキャラメルがどっさり用意してありました。子供たちは大喜びで、デザートのケーキより飴に惹かれていました。
テラスで「暑いねー。」と言いながらケーキとコーヒーを頂きました。Gさんが私たちのために近所のお店で買っておいてくださったケーキはこれ。
特大です。日本によくあるイチゴのショートケーキに似た感じでイチゴの横に飾ってある白いリボンのようなものはホワイトチョコレートです。
C'est pas un peu trop grand? (ちょっと大きすぎない?)
と言いながら食べました。美味しかったです。でもやはり残ってしまいました。Gさんは一人暮らしなので、残ったら近所の人を呼んで一緒に食べる、と言っていました。
そしてGさんの家を後にして、地中海沿岸の町に住む夫の友人Bさんを訪ねました。夕食に招かれたのですが、遠方から来るので午後3時か4時に来るように言われていましたが、Gさんの家とに寄っていたので7時ぐらいに着きました。
いつ行ってもきれいに整っているBさんの家にはサロンに暖炉もあります。天気がいいので南仏らしく暗くなるまでテラスで過ごしました。子供たちは庭で遊んでいました。広くてプールやブランコもあります。プールはちょっと水温が低すぎて入らないことになり、子供たちががっかりしていました。
私たちのずっとあと、リヨンからCさん家族が着き、Bさん宅からさほど遠くないところに住んでいるPさんもカップルで来ました。これで全員そろったので、テラスでアペリティフを頂きました。大人はアルコール類、子供はジュースです。そして食事はバーベキューでしたが、チッチが肉を焼くのを手伝い、みんなでベランダで食べました。テラスと違いガラス張りになっているので、室内に近く、夜でも寒くないんです。
食事はサラダやピザとともにバーベキューのお肉、チーズ、デザートに奥さんのCさんの手作りのフルーツタルトとチョコレートケーキが出ました。今回の集まりはBさんの退職祝いだったので、仕事関係の人が集まりました。仕事の話も少しは出ましたが、あとは旅行の話や子供の教育の話、趣味のスポーツの話で盛り上がりました。それから南仏の生活の話もしてくれました。Bさん、Pさんは今は南仏に住んでいますが、もともと南仏の人ではないので、フランスの北部との違いを感じることもあるそうです。一番笑えたのは、雨の日の話。南仏は雨がとても少ないので、雨が降ると学校の体育の授業がなくなり、市場も参加商人が激減し、市場らしくなくなるそうです。さらに大した雨でもないのに、交通渋滞が起きるそうです。雪に慣れない地方がほんの少しの雪で交通が麻痺してしまう、という話はよく聞きますが、ここは雨で交通が麻痺するのだそうです。
フランスで夕食に招かれたら夜12時前に帰るのは難しいのが普通ですが、この日も例に漏れず、Bさん宅から遠くないところにあらかじめとってあったホテルに帰ったのは深夜2時ごろでした。Bさんのところに行く前にホテルに寄って、部屋に荷物を入れ、鍵や夜間出入り用の暗証コードをもらってありました。
泊まったのはSanary sur Merというところにあるこのホテル。こじんまりとした三ツ星ホテルです。11室しかなくて静かなのが気に入りました。
真っ白な壁でいかにも地中海的な建物ですね。そして中庭で朝食を食べられるようになっており、翌朝は椰子の木の下で朝食を食べました。
そして、日曜日は前日、水着を用意していたのに、Bさんの家でプールに入れなかったのでがっかりしていた子供たちを連れて海へ行きました。地中海は明るい感じで、楽しい気分になります。この日も海辺で夏休みの一日のような日を過ごしました。海の写真はまた明日載せます。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
日本よりもずっと空が高く見えます。
ところで記事中に出てきた「C'est pas un peu trop grand? 」、こういう云い方があるのですね。これは「C'est 〜, n'est-ce pas?」と同じニュアンスでしょうか。日本語でも「おいしいよね」などと云いたい時に同意を求めるように「おいしくない?」と云いますが、似たような構文を見てフランス語に親近感が湧きました(今頃!)。
それから、のえさんにお見舞い申し上げます。
蜂だなんて! 私は刺された経験がないものですから、大変な痛みを想像してしまい「ひいぃぃぃ」とドキドキしながら読みました。あまりひどくならなかったようで良かったですね。どうぞお大事に....。