山の散歩の続きです。森の中を歩いて車を置いたところに戻ってきたので、帰ろうと思っていると、お城の門が開いていて中に入れることに気が付いた、というところまで前回書きました。
道路から見えるお城は古い塔があるだけで、それほど立派には見えませんでしたが、門から中に入るとなかなか趣きのあるところでした。
石畳に石の壁、いかにも古い感じがしますが、こじんまりとしていて味わいがありました。小さな鐘や鐘の下にある聖人の像もなかなか良い感じです。写真左手の白い小さいドアがお城付属のシャペルの入り口で中に入れるようになっていました。シャペルは本当に小さくていかにも家族専用という感じでしたが、ステンドグラスもあり、木彫りの壁がきれいな状態で保存されていました。
下はシャペルの外観です。
そしてこれまたかなり古そうな木製の手すりのある中世風のバルコニーがありました。「ロミオとジュリエットみたいねー、とGさんと話し合いました。そしてせっかく来たのだからカフェで休憩していくことになりました。山だからカフェなんてないと思っていましたし、本当にこのお城以外、周囲はないもない田舎なんです。そこにこの中世のお城が宿屋+カフェであり、夜はレストランもやっているとはうれしい驚きでした。
カフェにはテラスもあり、既に私たちのような散歩客が休んでいましたが、私たちは屋内に席を取りました。お城のカフェの内部はこんな感じです。
ちょっとイギリス風な感じがしましたが、田舎風な置物が、自然の中にあるこの場所に似合っていて、とてもいい感じでした。暖炉には火が入っていて、天気の良い日でしたが標高800mぐらいなのでまだ夜は冷えるのでしょうね。
私たちはそれぞれ紅茶やココアなどの飲み物とクレープを食べました。そしてGさんと「こんなところにこんな素敵なところがあったなんて、驚き。期待していなかったのでうれしい。」と話し合いました。
そしてレジの横にすずらんが飾ってありました。この日は5月1日、幸福のしるしにすずらんを贈る習慣のある日だったのを思い出しました。
上の写真は長女のえが面白がって撮ったものです。世界の時間が分かるようになっているのですが、「MEXICO、 NEW YORK、 St BONNET TOKYOってSt BONNETだけレベルが違ってない?フランスって書かないでサンボネって書いてあるところが面白い。」と言っていました。St Bonnetはそこの地名ですが、誰も知らないって・・・。でも良く見ると東京と6時間差、実際には7時間ですからあまり正確ではないようですね。
下はカフェのテラスです。夏になったらまた来てここで飲み物を飲みたいものです。
子供たちと「また来ようね。」と言いながらお城のカフェを後にしました。
ここは夜は木曜から日曜まで午後カフェを開いており、夜は食事も出来るようです。メニューを見たら、農家を意識しながらも洗練された感じのする料理が載っていました。宿泊も出来るそうです。
帰りの車の中でGさんが
C'était une très bonne promenade. (本当にいい散歩だった。)
と言っていましたが、全くです。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
お茶が飲めて宿泊も出来るなんて素晴らしいではありませんか。
私も今日、用があってお城へ行ったのですが、当然のことながらそちらのようにうっとりする眺めではありませんでした。
あ、外国からのお客様の一団が、金シャチを前に大興奮でした(笑)。