昨日はメーデー、フランスでは単にLe 1er mai(五月一日)と呼ばれますが、労働者の祭日で公共交通機関も全部止まり、本当に休日になっています。また20世紀初頭からすずらんを贈り合う習慣も生まれました。この日は業者でなくても街頭ですずらんを自由に売っていいことになっているので、自家製のすずらんを売る子供や若い人の姿も街角で見かけます。
天気が良かったので、私たちは元隣人のGさんを誘ってリヨン北西部の低山Mont du Lyonaisに散歩に出かけました。散歩の出発地点はここ、Saint Bonnet le FroidというところにあるAuberge(宿屋)となっているこのお城の近くに散歩コースがあります。(写真が多いので2回に分けてアップします。)
散歩コースの出発地点には下の写真ような塔がありました。お城の一部なのでしょうか。
そして木々の間にこのように歩きやすい道があり、ぐるっと回って出発点のお城に戻れる6キロほどのコースになっています。
木々の間から谷間の景色が見えます。他の散歩の人たち、犬を連れたカップル、自転車の親子などと時々すれ違いました。リヨンからさほど遠くなくて、自然の中をゆったり歩けるところです。
春らしい田園風景が楽しめました。下の写真は木々の間からオレンジ色の瓦屋根の民家が見えて、いかにもフランス南部の田舎、といった風景だったので撮りました。
でも家が見えないですね・・・。下は花が咲いていて、春らしい色の写真になりました。
景色を見ながら植物や虫を観察して歩きました。子供たちは水溜りに小枝を浮かべて遊んだり、時折通る散歩の犬に触ったり、走ったり斜面に登ったりもしていました。
途中でこんな愛らしい花を見つけたのでカメラに収めました。マーガレットみたいな花ですが、花の直径が1.5cmぐらいで小ぶりなのが可愛いと思いました。
途中に下のような中世の塔がありました。先ほどのお城の続きなのでしょうか。お城も中世のもののようでしたから、同じお城の門なのかもしれません。散歩道は途中から昔のローマの街道に出ており、ここは街道の途中にあたります。こんな辺鄙な山の中にもローマ人がやってきて道を作ったのが驚きです。私はフランスに住むようになってローマ文明の凄さを感じるようになったのですが、このときも「こんなところにねー。」と思いながら歩きました。ローマ時代はどんな風だったのでしょう。
二つある塔の片方にはこのような入り口があり、中に入れるようになっていました。
子供に誘われて中に入ってみましたら、鍵穴のような形の穴から外が見えるようになっており、誰が来たのか分かるようになっていました。塔の側面には扉の蝶番の跡があり、「ここは閉まっていたから、誰が来たか見てから開けてたんだね。」と子供たちと話し合いました。ちょうど扉の留め金をはずすためなのか引っ張れる棒のついた穴もあり、「こうやって開けたのかな。」とチッチが面白がっていました。
それからまた森の中の散歩道を歩き、途中木々で暗くなっているところでは奈々が「ここ、怖い。オオカミいる?」と聞いていたりしましたし、奈々の足がortie(イラクサ)に触ってしまいかぶれて痛くなったり、ということもありました。大したことはなかったのですが、痛くて歩けないと言うことで、道程の一部は抱っこして歩きました。
そして最後に出発地点付近に戻ってきたわけですが、なんとAubergeの門が開いていて、お城のシャペルが見られることに気が付きました。
この辺りは前にも来たことがあり、古いお城が宿になっているのは知っていたのですが、宿泊客以外は入れないと思っていました。ところが開放されており、なんと中にカフェもあったんです。それで喜んで中に入りました。
写真が多いので続きはまた明日にします。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
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