チッチのイタリアへの出発に先立って、交流相手アレッサンドロのお母さんからメールをいただきました。ナタリーという方で、メールの最初に
Je suis Française. (私はフランス人です。)
と書かれていました。交流先の学校はインターナショナルスクールで、その中でもフランス語バイリンガルクラスの生徒と交流しているので、両親の最低片方がフランス人であるケースが多く、チッチたちのようにイタリア語を始めて間もない子供でもホームステイが可能になったわけです。でも先週の説明会でも、何かの用で滞在先に居る子供に電話連絡が必要になってもイタリア語は分からないし、といろいろ心配しているお母さんもおられました。(私はフランス語教育に熱心な家庭なのだから、万一フランス語で電話しても、フランス人ではなくても大抵のことは通じるだろうと思い、あまり心配していませんでしたけど。)
そんなこちらの事情も考えてのメールだったに違いありません。「学校から連絡があったとは思いますが、」として自宅や携帯の電話番号を知らせていくださいました。そして日本に数年住んだことがあり、ご主人と出会ったのも日本なのだそうで、日本の思い出がよみがえりそうで、チッチが来るのを心待ちにしている、とメールにありました。以来、何度かメールを交換して、私も親しみが沸いてきました。ご主人はヴェネズエラ人だそうで、イタリア語の練習になるかは分かりませんが、どのみちチッチのイタリア語は集中練習が必要なレベルではないですし、ホームステイという経験がまず貴重だと思います。交流先の学校の授業にも参加するそうなので、イタリア語を耳にする機会はやはり多いはずです。学校の宿題も今週はイタリア語ばかりで、家でもノートを開いて熱心に練習していました。行く直前の勉強、というのは身に付くものですよね。
先日チッチの服を買ったのと同時にアレッサンドロたちへのお土産にいくつかのものを買いました。まずリヨンの老舗チョコレート店Voisinの詰め合わせ。店頭であれこれ指図して、きれいに詰めてもらいました。値段の違うものを少しずつ入れてもらったので、面倒だったと思うのですが、店員さんは嫌な顔もせずに慣れた手つきで手際よく詰めてくれました。(フランスにはちょっと面倒だとあからさまに嫌な顔をする店員さんも多いので、気分よく買い物できました。)チッチのクラスの他の親御さんたちも、お土産はチョコかしら?と言っていたので、これは他の人と同じです。あとはリヨンを紹介する観光用の本のイタリア語版を持っていく、という人が何人か居ましたが、私の選択はちょっと違います。外国に住んで自国語を教育しようとする親として、言語は違いますが立場は同じなので、アレッサンドロのお母さんが喜びそうなものはきっと、こんなものではないか、と思ったので、以下のものを加えました。
・ チッチが好んでいて定期購読しているフランス語の科学雑誌Image Docの最新号(付録のDVD付き)テーマは恐竜でした。
・ チッチが去年まで読んでいて、実は今もときどき読んでいる科学雑誌Youpiの最新号。こちらの方が上記の雑誌より年少向けです。アレッサンドロはチッチより一歳年長のはずですが、チッチがフランス語は自分ほど上手くない(当たり前だけど。)と言っていたので、易しめの方が読みやすいかもしれません。こちらのテーマは牛で付録も付いています。
・ニュース週刊誌Pointの最新号。たまたまリヨンの美食が特集されていてリヨンの写真や有名レストランが紹介されていたので。
・料理雑誌Cuisine et Vin de France。
最後の2冊はご両親用です。イタリアは隣なのでフランスの雑誌は手に入りやすいかもしれないですが、いつも買うわけには行かないでしょうし、フランス人ならフランスの雑誌を読みたいかもしれない、と思ったのと、子供のフランス語教育に役立ちそうなものなら喜ばれるかも、と思ったからです。それに高価なものではないですし、軽くて嵩張らず、持って行きやすいのもいいですよね。4冊あれば全部偶然同じのを持っていた、ということもまずないでしょう。
前にアレッサンドロにあったときにアレッサンドロには兄弟がいる、と言っていたチッチですが、先週兄弟の性別や年齢を聞いたら、もう忘れていました。ナタリーのメールには子供3人、と書いてあったので他に二人兄弟が居ると思うのですが、年齢がわからないと雑誌が買いにくいので今回はやめておきました。あとで郵送することもできますしね。(住所も頂いています。)
あと、おまけとして我々家族の写真(+クッキー)も何枚か持たせようと思います。話のタネになるはずです。
楽しい滞在になるといいのですが。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
イタリア語の勉強も熱心にされているようですし、きっと楽しい日々が待っていますよ。
お土産に雑誌を選ばれたのは良いアイデアだと思います。
雑誌にはその国の流行や慣習が大きく反映されますから、お隣とはいえあちらの皆様の目には新鮮に映るのではないでしょうか。それに「高かったのかな」と気遣わせずに済みますし。(こういう考え方は日本的ですか?) さりげなくて気の利いたお土産です。
ご両親が日本に縁のある方でチッチさんの訪れを喜んでくださっている、というのも嬉しいお話ですね。
あ、逆に旅行中はまゆの様のおうちが寂しくなるのかな。