昨日はチッチのための買い物に行きました。今度の日曜日にイタリアに出かけるというのに、チッチのズボンはみんな膝に穴が開いてるんです。大きい穴や小さい穴、裂けたような穴・・・。繕おうと思っている間にどんどん重症になっていき、再起不能になったズボンもあります。繕ったところからまた破れているもの、継ぎ布のすぐ横に穴が開いているもの・・・。「チッチのズボン、全部穴が開いているでしょ。」と言うと「ううん、一個、開いてないのがあるよ。」それじゃー、だめでしょー。
繕い物をして直せるものは直すつもりですが、ホームステイ先のお母さんが洗濯をしてくれたりアイロンをかけてくれたり、ということもあり得ますから、新品で完璧なものばかり持っていく必要はないにしても、破れているものばかり、というのはあんまりです。そこでリヨンのショッピングセンターにズボンをいくつか買いに行きました。
しかも先週出席した出発前の保護者説明会で、夜にパーティーがある日があるので、パーティー用のドレッシーな服を用意するように言われたんです。女の子はワンピースか可愛いスカートにしてちょっとよそ行きの靴を履けばいいのですが、男の子は?子供用のスーツなども売っていますが、今まで必要なかったのでチッチはそういうものは何も持っていません。やっぱり何か買わなきゃ、ですよね。
一軒めのお店は手ごろな値段で質のいい子供服がある、と知人から推薦されたお店でしたが、サファリルックのジャケット、迷彩色のズボン、髑髏のプリントのTシャツ・・・。パーティーの服なんてありません。そして2件目。そこには、ちょうどチッチのサイズで、白いワイシャツに赤いネクタイ(ゴムなのかスナップなのか、もう結んであり首に付けるだけでいい嘘ネクタイでした。)黒のチョッキとズボンがありました。これは正装ですが、でもあまり一人で正装するのもねー。他の子はそこまではやらないような気がするんです。値段は全部セットで59ユーロ。安いような、高いような・・・。これだけそろってこの値段と思えば安いですが、一度しか使わないわけですから、高いとも言えます。やっぱりやめておきました。
3件目。そこに今流行の切り替えやポケットが膝についていない普通のズボンで濃くて少し青みがかった微妙なグレーで風合いも上品なズボンがあり、20ユーロでした。それに決定し、ついでに同じ店で白いワイシャツと他のジーンズなどのズボンを数本買いました。(出費!)そしてパーティーはズボンとシャツでいいと思ったのですが、夜だし寒いかもしれません。じゃあ、ジャケット?でも子供用のものなど、どこで売っているんでしょう。やっぱりカーディガンにしようと思い、また何軒か回りました。ところがチッチの年頃の子供はカーディガンなんて流行していないらしく、もっと小さい子のはあるんですけど、チッチの年頃はパーカーになってしまうんです。フード付きじゃ、ドレッシーとは言えませんよねー。
そして百貨店の子供服売り場で見つけたのは、昔のお利口な子供ルック。そこに紺色のいかにもクラシックなカーディガンがありました。でもなんだか紺すぎるし・・・え?ラルフ・ローレン?いくらよ?89ユーロ??パス!
その隣の売り場でやっとフードもなく、トレーナーでもなく、過激なプリントがない、ニットのカーディガンを見つけました。前がファスナーになっている今風で、あまりドレッシーでもないんですが、色が上品な水色でズボンの色に合うと思ったので、これにしました。もうこれ以上は無理。家に帰って夫に、「ねー、蝶ネクタイとか要る?」と聞いたら、始めは自分のを貸すと言っていましたが、「やっぱり要らないだろう。」ということになりました。他の男の子はどんな格好で来るのか、知りたいものです。
さて、買ってきたものを家でチッチに試着させました。
ドレッシーなつもりのワイシャツとズボンはすぐ気に入ったようでした。だけどいつもちょっと小さめのトレーナーばかり着せているせいでしょうか。カフスが邪魔だとか言って、腕まくりをしてる・・・。ちょっと袖が長めでも普通なの!そしてワイシャツをズボンの中に入れてベルトを締めさせました。いつもTシャツとかトレーナーは中に入れないので、これだけでもチッチにすると、かなりドレッシーに思えるらしく鏡の前でポーズを取っていました。そして水色のカーディガンを着せて出来上がり!そして運動靴じゃなくて、もう一つの黒い革靴を履くよう指導。きちんと言っておかないと、平気でジョギングシューズを履いて行きそうです。
ついでにもう一枚持っているワイシャツ(普段はこういうものは使わないんです。)を出させて、それに合うように買ってきたVネックのセーターを着せました。そうしたらセーターの中でシャツの襟をくちゃくちゃにして着て、気持ち悪いから嫌だと言うんです。だから、こういうのは襟をきちんとして・・・とやってあげていると、「それじゃー、見えちゃう。」と言います。きちんとVネックから出して、襟を見せて着るの!
はー。いつもTシャツ、トレーナー、セーターなど、スポーツっぽいものや普段着でアイロンかけが不要でしわにならず、動きやすい服装ばかりさせていたので、服の着方を知らないんです。うーむ。シャツやVネックのセーターなんて大して高級な服装ではないのに、こんなことでは駄目だー。子供だからと言って、手軽な服装ばかりではセンスも知識も育たないと反省しました。大したパーティーでもないのに、きちんとした服装なんて面倒だなー、と最初は思ったのですが、こういうことも教育のうち、と納得しました。男の子だからと言って、トレーニングウェアーしか着れない、というのは良くありません。
チッチはパーティー用に買った白いワイシャツが気に入ったらしく、買ってきた黒っぽいジーパンと合わせて、「これとこれじゃ駄目かなー」と言っていました。別に変じゃないんですが、ジーパンのお尻から膝の後ろにかけて大きくメーカーのロゴが入っているんです。だから「鏡で後ろを見てごらん。後ろに模様が付いているから、カッコいいけどhabilé(フォーマル)ではないよ。」と教えました。こういうことも教えておかないとね・・・。
あと、昨日はホームステイ先へのお土産も買ったのですが、それについてはまた後日書きます。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
言葉は最悪の場合、あちらの家族がフランス語ができるとおっしゃっていましたよね。
本当に、服装、身だしなみ、センスといった教育も大事ですよね、耳が痛いです。
いかにもイタリア野郎!ってスーツの若者とかを夫は茶化しますから、イタリアじゃ子供でも蝶ネクタイとかして来そうな気がしますが・・・どうなんでしょうね、楽しみです。
いつの間にかリンクして下さったんですね。ありがとうございます。こちらにもさせていただきました。ちょくちょくお邪魔するので、やっぱり便利です。