今日紹介するのはフランソワーズ・サガンの「悲しみよ、こんにちは。」これも今さら、とは思いましたが、一応載せます。
邦訳も出ていますし、あまり説明する必要はないと思いますが、当時17歳だった著者サガンの処女作です。ちょっと虚無的は女子高校生の夏休みの話です。フランスのバカンスの様子や、父娘+父親の女友達、という人間関係(これも最近のフランスではあまり珍しくない組み合わせのように思います。)に娘の避暑地でのボーイフレンドも加わります。無気力な文章なわりにストーリーはしっかりしていますし、とにかく短いですから読みやすいと思います。
文体は先に紹介したプチ・ニコラよりずっと文学的で、単純過去も使われています。ただ舞台は現代ですし、人間関係や状況が掴みやすく、会話が多いので分かりやすいと思います。邦訳を読んだ方は多少飛ばしながら読んでも大丈夫でしょう。
調べたら日本のアマゾンでも取り扱っていました。やはり有名な本なのですね。
Bonjour Tristesse [French]
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
プチニコラは脱落しました。そんな私がサガンに挑戦できるでしょうか?
どうも、最初の数行で挫折している今までの経緯ものもあり、今のところ一番続いているのが村上春樹さんの仏訳を50ページというものです・・・。
単純過去たくさん!というのも魅力的なので、探してみたいと思います。