このところ仕事の都合で、カフェやレストランに行く機会が増えています。
先日は仕事の始まる1時間前に着いてしまったので、まだ朝食の時間でもあり、その日の朝食は軽すぎたので、カフェでもう一度朝食を取ろうと思いました。職場の近所ではあまり良いカフェが見つからなかったのですが、その日はきれいなカフェを見つけました。
入ってみるとお店の人はなかなか感じがよく、窓際の席からの眺めも気に入りました。音楽がうるさすぎると語学の録音が聞きにくいので困るのですが(カフェで趣味の中国語などを勉強しています。)、そこは静かで勉強にもよい環境。「これから朝早く着きすぎたときはここだな。」と思いました。子供を学校へ送っていく関係で仕事の時間より早く着いてしまうことがあるんです。
そこでミルクティーとクロワッサンを注文しました。そして出てきたのは、クロワッサン二つを盛ったかごと紅茶のポットとミルクピッチャー、厚手の紅茶カップ。内心「これは行ける」と思いました。フランスでは紅茶を頼むと、ガラスのコップのようなカップにお湯を入れてとティーバッグを添えて出てくることも多いのです。カップのお湯が冷めていることもあり、これでは美味しい紅茶は望めません。
紅茶ポットからはお茶の葉が入った金属のスプーンの柄が見えており、ティーバックではなく葉を使っていることも分かりました。
さてしばらく待って、ポットのお茶をカップに注ぐと、ガーン。お茶の色がすごく薄い。そして同時に香りが全く紅茶ではないことに気が付きました。どうも中国茶のようです。中国茶にお砂糖とかミルクとか入れますか??
あー、またか・・・。フランス人ってお茶の種類が分かってないことが多いんです。お茶、と言ってお茶の葉なんて全然入っていない、ミントやタイムが中心の飲み物が出ることもありますし、無言でフレーバーティーが出ることもあります。普通の紅茶を待っているときに、ラズベリーの香りぷんぷんの飲み物、というのはかなり違います。
お湯がぬるすぎてお茶が出ず、文句を言ったこともありますが、ここはそういう問題ではありません。そもそもお茶の種類が分かっていないところで、あれこれ説明してもどうなるものでもないですよね。
やっぱりコーヒーの国なんです。こんどからここではカフェ・オーレにしようと思います。お店もきれいで場所もよく、お店の人も親切なのに惜しい。お茶がポットで出たのでちょっとは期待したんですけどね。やはりハズレでした。
とにかくミルクティー好きの私にとってはハズレが非常に多いんです。その翌日の朝はリヨンのオペラ座近くのきれいなカフェでミルクティーを注文しました。ギャルソンの動きもきびきびとしていて気持ちのよいお店だったのですが、ミルクティーは、まあ中国茶よりはマシですが、ガラスのコップ+アールグレーのティーバックの例のパターンでした。
あー、そこいくと、黙っていてもミルクを添えて濃い目の紅茶が出てくるイギリスっていいです。近年、緑茶が健康に良いと言われてお茶を好む人も増えており、お茶の専門店なども出来ていますが、お茶に関してはまだまだ後進国なフランスなのでした。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
フランスの紅茶っていまいちなんですね。意外です。昔、ヌードルをナイフとフォークで食べているのを見て、(パリで)いけてないなーと思ったのですが、お茶もいけてないのですね。フランスは飲み物は何がおいしいんですか?