奈々自身が選んで図書館から借りてきた絵本の中で、私がとても気に入ったものがあったので、いくつか紹介します。
今日、紹介するのはこれ、Les petits curieuxという題名です。
表紙を見て、私なら選ばなかった、と思いましたが、読んでみたらとても面白かったです。のえも読んで、そう言っていました。
庭で動物たちがトランプを遊びをしていると、塀の向こうで大きな音がしました。それで驚いて、動物が一人一人、塀の向こうを見て、見えるものを言います。ところが動物によって視覚が違っているので、見える物や見え方、そこから来る解釈がそれぞれ違うんです。漫画のように噴出しになっていて、そこに台詞が出てきます。色が見えていなかったり、遠近が分からなかったり、近くは見えないのに遠くは視野が広かったり、各動物の見える世界が絵本の絵で表現されています。そういう意味、ちょっと科学的な本なんです。結局、音の原因が分かったのはカメレオンでした。塀の向こうを見ながら同時に、塀の内側も見えていて、カメレオンの後ろでトランプ遊びでいんちきをしようとしている友達の姿も見えていました。
絵本ですから、すぐ読めてしまうんですが、ちょっととぼけた絵も面白く、楽しい絵本でした。奈々が選ばなかったら読まなかったと思います。
題名から内容がピンと来なかったので、この本には興味が持てなかったのですが、読んでみるとこの題名は掛詞になっているのではないかと思いました。。Les petits curieux は「好奇心の強い小さな者たち」ということですが、これは音の原因を知ろうと塀の向こうを覗き込む動物たちのことを指しているでしょう。でも、実はこの言い方、子供向けの科学読本などで科学好きの子供を指してよく使われる言い方なんです。だから内容がちょっと科学的なので、「この動物はどんな風に見えるのかな。」と好奇心を持つ小さな読者も同時に指しているのではないでしょうか。
あと2回ぐらい、絵本の紹介が続きます。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
小さな子が楽しめるような科学的なお話ってのが凄いです。
確かに動物たちの視覚や聴覚って、それぞれでユニークですものね〜。
なかなか意表をついてて楽しそうです♪
そうそう、こちらでもやかんはあまり売られていません。
フランスと違ってコーヒーの国ではなく、ミルクティーの国ですので、鍋が大活躍してます。^^;