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スノーパークとスキー場の新ビジネス

    この間出かけたOrcièresのスキー場にSnow Parkなるものがありました。英語の名称です。それはスキーを履いていない歩行者も乗れる(つまり登るだけでなくそのリフトで下って戻ってくることも出来るということです。)大きなリフトで登って行ったところにあります。

 リフトからこんなものが見えました。

イグルー

  これはiglooイグルーと呼ばれていました。iglooというのはエスキモーの氷の家のことです。でも近寄るとエスキモーの家とは作り方が違うような気がしました。下の写真で分かると思いますが、まず雪の山を作ってから、スコップで穴を開けて掘り進んで作ったようです。

イグルー入り口

  幾つかは完成しており、中に入れるようになっていました。子供ばかりか大人も試しに入っている人が多かったので私も入ってみました。入り口が狭いのでとても入りにくかったですが、入ってみると中は意外に広くて明るかったです。たまたま中で出会った男性に「C'est plus lumineux que je pensais.思ったより明るいです。」と言ったら同意してくれました。

 このスノーパークはigloo以外に子供用の小さな滑り台もあり、散歩コースのような歩ける道も作ってありました。そして初心者用のスキーのコースを作っている途中でしたから今頃は完成しているかもしれません。かなり易しいコースだったので入門者でもリフトで上がって行って、風景を楽しみながら滑ることが出来ます。帰りはまたリフトで帰ればいいんですから。

 そして下の写真のような奇妙なものがありました。

ボール

  右の浮き輪のような青いものはそりです。真ん中に座って滑ります。真ん中の透明な丸いものと赤と黄色の模様の丸いものは、ルナボールと言う名前で、中に入って坂道を転がって楽しむ遊具です。透明なのが大人用、色つきのが子供用です。この新型そりやルナボール用のスロープが作られていました。レンタルするわけですが、料金は5ユーロぐらいからだったと思います。

 このルナボールの新ビジネスを去年始めたという女性にここで会って話をしました。何でもどうしても転職の必要があり、友人たちと新会社を設立して何かを始めようとアイデアを探しているときに、このルナボールについて聞いたとのことです。フランスでは初めてで、業者を探してボールを作らせ、今年は子供用のも追加しました。珍しい遊具なので、テレビや雑誌でも紹介されたそうです。

 私が行ったときはたまたま誰もルナボールをやっている人がいなくて、どう転がるか見ることは出来ませんでしたが、夫や子供が通りかかったときには、やっている人がいたと言っていました。翌日のえと奈々を連れてスキー無しで出かけ、そりをやってみました。やっているとスキーで通りかかったチッチがやってきて、奈々に代わってそりをやりました。

 明るくて気さくな彼女は、「まだ始めたばかりでどうなるか分からないけど、上手く行くといいんだけど。」と言っていました。このボールの横にはこんなテントがありました。


  Yourteユルトというモンゴルのテントです。

テント

  入り口はこんな風にカラフルです。テントのすぐ脇ににベンチとテーブルがあるのでそこにいることもありますが、彼女はこの中でルナボールとそりの貸し出しの受付をしています。



テント入り口

  「中も見て行ってください、きれいですよ。」と言われ中に入りました。内部はストーブで暖房されていて暖かでコーヒーやジュースなどの飲み物もありました。


テント内部



 すぐ近くのカフェレストランに比べて格安です。子供たちがそりやルナボールで遊んでいる間に親が休憩できるように、という配慮で、ただ座るだけなら無料、飲み物も安くしてある、ということでした。「ボールやそりのレンタル代を払ってもらってるから。」と彼女。

 内部を見ながら、どうやって建てたのか聞きました。スノーモービルの後ろに荷車をつけて資材を運んだそうです。10往復以上もしたとかで、それだけで何日もかかり、その後運び込んだ資材の組み立てにまた何日もかかったそうです。時期が終わったら片付けて、また来年組み立てると言っていました。またここに泊まり込んでいるわけではなく、最終のリフトで下に降りる、ということでした。

 ユルトの前のテーブルのところで「ここのテラスは贅沢ですよね。」と言ったら笑っていました。山に囲まれ景色も良くていいところです。風が吹くとすごい、と彼女は言っていましたが、今頃まだあそこにいるでしょうね。冬中そこにいる、と言っていましたから。

 私がユルトの色について、地味で目立たないからもっと目立つ色にした方がいいんじゃないか、と言ったら、「モンゴルでは白なんだけど、雪のきれいな白の中ではどんな白もくすんで見えて、この色にしてみたの。でも確かに悲しい色だわね。オレンジとか赤に塗りなおそうかしら。モンゴルとは関係ないけど。」と言っていました。

 スキー以外のレジャーも発展させようと知恵を絞るスキー場の人たちの努力を感じました。

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2件のコメント

[C545]

イグルーは、スキーする人々用のこぶ下と思っちゃいました^^;
我が家の庭にも、規模は小さいですが同じ様式のものが出来つつあります^^;

で、こんなそりを見たのは初めてです!浮き輪みたいに、風船っぽいのでしょうかね^^?
浮き輪そのものだったら、穴があいたら大変そうですね。
中に入ってまわりながらって言うの、ハムスターの車輪を想像してしまいました。
スキーが苦手な人も、楽しめそうですね。

[C546] とくだいままさんへ

 やっぱりそちらは雪が多いんですね。うちの庭で作るなんて無理ですよ。雪がありません。簡単に作れるものなんでしょうか。

 このそりは形も大きさも浮き輪そっくりですが、穴が実は開いていません。底があるんです。材質は浮き輪よりは丈夫そうで、固くふくらんでいます。向きがないので、どちらにも滑れて面白いみたいですよ。

 ハムスターの車輪!?中で走るのではなくて一緒に転がるんだと思うんです。つまり側転などをごろごろとやることに・・・。怖そうで私は絶対に試したくありませんね。スキーは苦手だけど回転ジェットコースターとかの乗り物が好き、という人にはいいですね。でもスキーヤーもスキーをはずしてやっていたようですよ。

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Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。

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