ヴェルサイユ宮殿の続きです。
昼食の後、また宮殿に戻りました。初めて入ったときと同じように右側の建物入り口から入るわけですが、ここが長蛇の列。長い間並んで入場を待つのは嫌だったので、お城内の見学は後回しにし、先に庭とトリアノンを回ることに決めました。正面玄関を入ってすぐの広場から左に行くと建物の横を回って庭に出ます。
庭側から見たお城はこんな感じです。お城の建物全部は写真に入りませんでした。
日曜日は多分噴水の水が全部出ているのだと思いますが、この日の噴水は水が出ているものがあまりありませんでした。噴水があるともっと豪華なんですけど。
実は庭だけなら無料で入れますし、入るのに並ぶこともありません。庭をぶらぶらして、庭にあるカフェでコーヒーを飲んだり噴水や庭にある数々の彫刻やお城の外観を楽しむことも出来ます。
とにかく広いのがヴェルサイユ宮殿。見渡す限り庭が続いています。絶対王政のすごさを感じますね。
Petit trainと呼ばれる観光電車もありますし、電気自動車をレンタルすることも出来るのですが、やはり足で歩いてお城の広さを子供に実感させたいと思いました。そこで噴水の脇を通り、林の中の散歩道のようなところを通ってGrand Trianon グラン・トリアノンの向かいました。
グラン・トリアノンは王室のプライベートなスペースで、公式な場であるため仰々しい雰囲気のお城に比べて、インテリアもシンプルで、なんだか、うちと同じ感じで落ち着きます。(ちょっとうそ。)建物もお城よりずっと小さいです。
下の写真はグラン・トリアノン内のSalon des jeux(遊戯室)です。
お城は閉め切って暗い感じの部屋が多いのですが、グラン・トリアノンのサロンたちは庭に向かう大きな窓がたくさんあり、明るく開放的です。
下はもとはルイ14世の寝室だったそうですが、(ルイ14世って寝室をいくつも持っていたんですね。)後に改装され、今はChambre de l'Impératrice(皇妃の寝室)と呼ばれています。マリールイーズという皇妃の寝室だったとかで、インテリアもその時代のもののようです。柱と天井の彫刻はルイ14世の寝室の頃から変わっていないとのことで、時代の流れなのか、趣味が違うのか、はたまたプライベートな場所だからなのか、お城で見たルイ14世の寝室の内装に比べると簡素に見えますね。
下はグラン・トリアノン内のギャラリー。有名な「鏡の間」もフランス語では「ギャラリー」ですが、こちらはずっと小さくて地味です。

地味と言ってもあくまで比較の問題で、庶民には十分贅沢に見えますけど。
写真でも分かると思いますが、見学者も圧倒的に少なく、グラン・トリアノンはゆっくり見学することが出来ました。
ここを出てまたさらに歩き、Domaine de Marie-Antoinette(マリー・アントワネットの領分)に向かいました。マリー・アントワネットが愛した田園風景が見られます。子供たちが一番喜んだのは豪華なお城より実はこちらでした。次回、また写真つきでお伝えします。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
コメントの投稿