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オスになったクッキー

  今日は我が家のうさぎ、クッキーの話題です。少し大きくなりました。体重も増えています。うちに来た頃は600グラムでしたが、今は900グラム近くあります。


         クッキー


  2週間ほど前、のえが、突然クッキーを抱きかかえて、パソコンの前に居た私のところにやってきました。そして心配そうに言うのです。


「クッキー、男の子かもしれない・・・。」


  ペットショップでは、お店の人が調べて、雌だと言われていました。

 そこで、どうしてそう思うのか聞いてみました。するとのえはクッキーの足を開いて見せ、


「ここになんか変なものがあるんだけど、これ何?」


見ると、毛に包まれた紫っぽい楕円形のものがあります。うーん、雄なのかなー、とは思うものの、確信はありませんでした。 


「うさぎの本にオスとメスの見分け方とか、書いてないの?」


と言うと、書いてあるとかで本を持ってきてくれました。写真を見せながら、のえは言います。


「こっちがメスで、こっちがオスなんだけど、クッキーはどっちだと思う?」


 二人で写真とクッキーを比べたのですが、どっちにも似ていなくて分かりません。のえが本で読んだことによると、4ヶ月までは性別がはっきりしないらしいのです。クッキーは今5ヶ月ぐらいですから、はっきりしてきたのかもしれませんが写真とは違います。


「なんか、よく分からないんだけど・・・。お店の人がメスって言っていたんだからメスなんじゃないのかなー。」


と私が返事に困っていると、


「でも、この丸いのはtesticule(睾丸)じゃない?」


と聞いてきました。


「でも一個しかないの?」


「本には2個って書いてあったけど。」


「じゃ、何か病気で、変なものが出来ちゃったとか?」


「えーっ、病気じゃないよー。」


とかいろいろ話し合ったのですが、謎のままでした。決論は


「オスでもメスでも、クッキーはクッキーだから、いいよ。」


ということになりました。


 そして先日、のえがまたクッキーを抱えてやってきました。そして宣言しました。


「やっぱりクッキー、男の子だよ。」


へ?


「ほら、testiculeが2個あるもん。」


本当でした。この前、一つしかなかった丸いものが二つになっていました。一つずつ形成されたみたいです。そういうものなんでしょうか。


 それから、夫やチッチにも見せて、「やっぱりオスだ。」とかワイワイやっていました。クッキーは迷惑そうな顔をしていました。


 そして、のえが言いました。


「オスだから、Dのところのウサギと遊ばせていいよね。」


 実は隣のDちゃんは前からウサギが欲しかったそうなのですが、うちの影響で一月ほど前から買い始めたのです。雌雄2匹買っていて、赤ちゃんが欲しいのだそうです。下は隣のウサギです。 


     となりのうさぎ


 隣にウサギが来てから、うさぎを連れて一緒に遊ぶことが続き、そのころクッキーは雌だということになっていましたから、夫も私も、赤ちゃんが出来ると困るから、隣の雄と一緒に居させてはいけない、と厳しく言い渡したんです。今はまだみんな子供なので心配ないですが、6ヶ月で大人になる、と本に書いてあったので、あっという間に大人になりますし、クッキーが妊娠したら、困るのはうちだからです。一度に七匹ぐらい生まれると本に書いてあった、とのえ言っていましたので、そんなにたくさん育てられないし、もらい手も見つからない、生まれた赤ちゃんは安楽死させることになるから可哀相だ、などいろいろ説明しました。のえはそれで納得してくれたのですが、隣のウサギと遊ばせたい、と思ってはいたようです。


 実は雄だったことが分かり、もう妊娠の心配はない、とのえは言いたいのですが、隣に生まれたウサギがクッキーそっくりというのも、なんだかまずいような・・・。だって色が全然違いますし、ウサギの種類だって違います。(隣の種類は一度に3、4匹しか生まれないそうです。)


「Dたちは赤ちゃんが欲しいから大丈夫だよ。従兄弟がいっぱいいて、みんなにあげるんだって。」


のえは言っていましたが、夫も「やめといた方がいいんじゃないかな。」と言っていました。のえは、saison d'amour(発情期)になったら一人はかわいそうだって言うんですけど、まあそれもそうなんですけど、隣のウサギがうちのクッキーの子供を産むのは良くないような・・・と迷っています。


 うさぎを飼い始めたことで、子供とこんなことで論争することになるとは思いませんでした。

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3件のコメント

[C332] うさぎ天国

クッキーさんの話題が出るのを心秘かにお待ち申しておりました。
かわいいかわいい! もうデレデレです。
生まれてから4か月近くも性別がはっきりしないなんて不思議です。クッキーさんは男の子だったのですね。クッキー氏。
お隣のウサギさんもかわいいこと!
どんどん増えてウサギだらけになったら、きっと楽しいですよ。(無責任)

発情期はsaison d'amour。恋の季節。きれいな表現ですね。
改めて見ると「発情期」ってなんだか明け透けで恥ずかしいです。
  • 2007-10-25
  • すい
  • URL
  • 編集

[C335] まさに性教育!

別にねらって性教育をしているわけじゃないでしょうけど、こういう形でいろいろ理解していくのって自然で悪くないですよね〜。家族でいろいろ話し合いながら・・・。

それにしても、隣のウサギがクッキー君そっくりだったら・・・。嬉しいような・・・申し訳ないような・・・というところですね。飼っているうさぎはあんまり避妊手術とかしないのでしょうか?

[C338] コメントありがとうございます。

*すいさんへ

 発情期などの言葉をのえは知らなかったので、そこだけフランス語になっていたのも面白くて、そのまま載せました。一応、日本語の単語は教えたんですが、たまにしか使わない単語なので覚えてないですよね。
 恋の季節、確かに美しい言い方ですね。Amourという言葉は、日本語の愛や恋に比べて、子供でもいろいろなときに使う日常語ですが、意味範囲が広いですよね。
 どんどん増えてうさぎが山になる、という話は子供たちにしました。兄弟姉妹や親子同士で子供は生まれないでしょう、とのえがいうので、動物はそれも可能、と言ったら、チッチと顔を見合わせていました。それじゃどんどん増える、と分かってくれたようでした。

*A♪さんへ
 そうなんですよ。まさに性教育ですよね。子供と話し合いながら、うさぎでよかったよ、と思ってしまいました。きちんと理解してくれないと困るし、大事なことだから、ものすごく明け透けに話し合ってしまいました。でもそれで良かったと思ってます。
 隣にクッキーそっくりの子ウサギが生まれたら、やっぱりちょっと申し訳ないような気になってしまいそう・・・。
 のえによるとウサギの飼育書には避妊手術のことも書いてあったそうです。初めクッキーが雌だと思っていたので、そのことも話し合いました。そのころはまだ隣にウサギは居ませんでしたから、私は手術なんて必要ない、と思いました。のえもこんな小さい生き物に手術は可哀想だと言っていましたので、手術はしないことに決めていたんです。知り合いでウサギを飼っている人たちも避妊手術はしていないようです。犬やネコのように一人で外を出歩いたりしませんから、避妊手術をしているウサギは少ないんじゃないでしょうか。

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プロフィール

Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。

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