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フランスの英語教育の本

  先日、長女のバイオリンの弦を買いに行ったついでに、また英語や語学学習書の専門店へ行きました。前行った時は中国語などの外国語の学習書をぶらぶら見ましたが、今回は外国人用のフランス語学習の書籍と英語のペーパーバックなどをぶらぶら見ました。


 サブブログで「このごろ英語の読書でも少しやってみようか。」という話をしていたのですが、学習書は合うものがなく、家にあるペーパーバックでもいいけど、新しいものも買いたいような・・・などと思っていました。


 あれこれ見て、Graded Readersの本なら長女も読めるのがあるかも、と思いペンギンブックスとマクミランのカタログをもらって来ました。そして、ついつい私にはこんな本を買ってしまいました。


          英語の本

  英語の短編小説が10編入っています。いろいろなジャンルのものがあるので、こういうので普段読まないようなものを読んでみるのもいいかも、と思いました。


 フランスの高校生の英語での読書指導向けの本らしいのですが、フランス語は前書きと裏表紙だけで、あとは全て英語です。選ばれた作品も抜粋ではなく原文全編が入っています。本の始めのほうの作品は、ここまで読んで質問に答えなさい、という感じで、質問に引っ張られながら読み進めるようになっています。少しずつ問題が減り、一度に読む量が増えていき、最後の4つぐらいは質問ではなく発展学習のヒントがあり、2編読んで比べるとか、読んで思索するヒントが付いています。高校の授業で使えるようになっているようで、高校の英語のレベルが分かる感じがしました。


 バカロレアの英語の問題などを見て思いましたが、日本の高校の英語に比べて扱う文が長く、内容の理解や文法だけでなく、文学として味わう、テキストの構造を分析する、ということを求めているようです。この本でも質問がなかなか巧みで、テキストの理解を深めながら味わえるようになっています。この本を読んでの感想は一作読むごとにサブブログに載せようと思います。


 Graded Readersのカタログを長女のえに見せたらすぐ関心を示しました。読めそうなレベルの本があるのかを見るためにサンプルを見てみましたが、レベル0と1は読めそうなことが分かりました。英語は苦手ではありませんが、特別好きな科目という感じでもない気がしていたのですが、面白そうな本がいろいろあり、興味が出たようです。いろいろ相談して何冊か選び、昨日ネットで注文しました。届くまでに3週間かかるそうです。届いたら、私も覗いてみようと思います。


 中学生の英語のレベルで読める面白そうな本が気軽に手に入るとは、便利な世の中になりましたね。値段は5-6ユーロで、フランス語のペーパーバックと変わりませんし、CDやCD-Romが付いていても7ユーロから10ユーロぐらいで、買いやすい値段ですよね。うちは下の子もいるので、何度も利用できる可能性もあり、なおさら高くないです。最近では日本でも英語の本が手に入りやすく値段も安くなってきた、と聞きましたが、こんなにいろいろな本があるなら、多読が英語学習の一つの手段として流行するはずだと納得しました。子供を通してGraded Readersの世界を覗くことが出来そうで、楽しみにしています。


 

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2件のコメント

[C290] 高校英語

まゆの様の解説でその本に興味を持ちました。構成が巧みですね。
フランス語と英語は文の構造が近いので、日本人が勉強するよりも習得が速そうな気がします。のえさんは既に3か国語がお出来になるのですね....。私など本当は日本語力に問題があるように思いますが、このほどペンギンのレベルが0から1に上がりました。遅い遅い。

日本の高校英語は、今でも「全文和訳」が広く行われているようです。
こちらで流行の多読は「本についている問題はやらなくて良い」とされています。あくまでも勉強ではなく読書だという姿勢ですね。問題を解く時間を次の読書に充てましょうということです。
それなのに多読の意味を勘違いした先生が、GR(しかも高レベル)の全文和訳を年間10冊も生徒に課すという苦行が発生しているとか。精読信仰が根強いのです。
私が英語を英語のまま理解できるようになるのはいつのことやらです。
もちろんフランス語も!
  • 2007-10-14
  • すい
  • URL
  • 編集

[C295] すいさんへ

 私も日本人が勉強するよりは習得が速そうな気がしますが、人によるみたいです。抽象的で知的な単語ほど似ていますから、フランス人にとっては基礎知識がついたらあとは逆に楽になるのではないでしょうか。
 すみません。のえが読めそうなのはレベル0と1でした。2はやはり文法的に学習していないものが含まれているのでまだ難しいようでした。2は来年ですね。
 私は大学の英文学でも授業によっては全文和訳をやってましたよ。「華麗なるギャツビー」のような薄い本でも一年かかっても全部読み終わらなかったのを覚えています。年間5−6冊読んだ授業もありましたけど。
 精読もいいと思います。会話ばかり重視されていたころ、読むのだって重要なのに、と思っていましたが、(日本に住んでいる場合、英語を話す必要がある人より、読めれば世界が広がる、という人のほうが多いと思っていたのです。)、今は多読もいいけど、精読だってためになると思っています。どっちかの読み方しかしない、というのではなく、いろいろな読み方をするのがいいと思っているんです。サブブログでも書きましたが、多読の時間はないので、多読と精読の中間をやっていこうと思っています。勉強、というのではなく、楽しみとしてですが。久しぶりに英文学の世界を味わい、独特の香りを楽しめる気がしました。(あくまで私のレベルでの話ですけど。)
 ゆっくり読んでいますが、翻訳はしていませんよ。面倒ですから。翻訳は読解とは別の作業だと思います。読んで意味が分かっても翻訳は困る、ということは多いですよね。翻訳書を読みながら「翻訳者も意味がわかってないだろ。」、と思ったこともあります。読者は当然意味が分かりません。

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プロフィール

Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。

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