雑誌を紹介するときは一番にしようと思っていた雑誌、これです。

写真はTélérama というテレビ週刊誌の来週号、2007年7月28日〜8月3日号です。定期購読しているので、一昨日家に届きました。 もう10年近くも定期購読しています。こちらは日本のように新聞が家に毎日配達されるということはなく(もちろん定期購読すればできますが、やっている人は非常に少ない。)第一、日刊紙にテレビ欄なんてあったかしら・・・。で、番組予定を知るためのテレビ雑誌が必要になるわけで、たまたまこれを買い、毎週買いに行くのが面倒だったので定期購読を申し込み、今に至っています。銀行口座から自動引き落としで購読料を払う自動更新タイプの定期購読なので、こちらから断らない限り永遠に届けられるわけなんです。私はここ3−4年ニュースとドキュメンタリーを極たまに見るだけでTVをほとんど見ていないので、番組欄はあまり役立っていません。
でもこの雑誌は単なるテレビ雑誌じゃないんです。
来週号の表紙を見てもテレビ雑誌っぽくないですよね。テレビのスターなどが表紙でにっこりしているのが普通ですけど、この雑誌はそういう表紙はほとんどないです。テレビ雑誌と言うよりは総合文化雑誌に近く、映画や本、CD、コンサートなどの批評もあり、時事問題、社会問題を扱った記事もあります。そのあとで、テレビ・ラジオの番組表と番組紹介、批評が続くわけです。批評を全般に辛口でこの雑誌でいいと書いてあれば信用できます。と言ってもテレビ番組の評価はお奨め度がT、TT、TTTとTの数で表されているのですが、TTTは専門的過ぎると言うか良さを理解するのが難しく一般ウケしないこともあるので、TかTTの方が普通に面白い、と経験を通して分かりました。
手厳しい評価が書いてあって笑ってしまったこともあります。テレビで放映される映画の批評でしたが、映画の題名が「Plus beau que moi, tu meurs」(俺より格好よかったら、死ぬぞ)。いかにも下らなさそうな題名ですが、これに対する短評の一行目に「Plus bête, tu meurs」(これ以上馬鹿だったら、死ぬぞ)と書いてありました。劇場映画の批評も厳しくて人気のある映画がこき下ろされていたりします。賛否両論あって両方載せていることもありました。
総合文化雑誌とも言えるこの雑誌の記事は、文章も凝ったものが多くて他のテレビ雑誌よりずっと記事が知的かつ長くて難しいです。外国語で読む場合、ある程度努力が必要ですから、読んだ結果下らない内容だった、ということは避けたいですよね。この雑誌は下らない記事はないので安心です。でも堅苦しくもないです。テレビの雑誌ですからね。
で、来週号に紹介したい記事があったので明日紹介します。来週号はまだオンラインで出ていないのですが、私の紹介する記事が来週オンラインで読めるかもしれません。どちらにしても、紹介はフランス語を読まないくても分かるように書くつもりです。期待していてくださいね。
Author:まゆの
フランスに住み始めて早16年。フランス語に限らず語学や語学学習にはいつも関心を持っています。フランス生活についても、個人的な視点で書いていこうと思っています。家族はフランス人の夫プー、長女のえ(12歳)、長男チッチ(8歳)次女奈々(4歳)の5人、プラス2007年8月23日から飼い始めたうさぎのクッキー。
僕も5年前までパリにいましたが、TVはニュースと唯一FRANCE2の
20Hのニュースの後にしていた、"Le Fabuleux Destin"という番組だけは
よく見ていました。学校の先生は「TVをよく見るとフランス語力が上達するから」と
勧めてくれましたが、内容がつまらないのですぐラジオに切り替えていました。
僕も昔ラジオの仕事をしていた関係で現在France3の
"pieces a conviction"という番組の制作者がいますが、
家に行くとなんとTVがない。これにはびっくりしました。
彼いわく「面白い番組は、すぐ終わるから見る気がしない」と
愚痴っていました。
「それなら、もっと面白い番組を・・」と励ましたのは
言うまでもありません。